ショベルヘッド専門店のチョッパー製作のすべて

Barnfindではこれまでに延べ100台以上のショベルヘッドを輸入し、カスタム・リペアを施しお客様にお届けしてきました。販売車両の9割はショベルヘッドですので専門店と自信を持って言えると思います。そんな中で、これからショベルに乗りたい方、すでに所有していてカスタムされたい方への基本的なHOWTOをご紹介してきます。

1.ショベルヘッドのカスタムは足回りから

ショベルヘッド仮組イメージ

Barnfindのチョッパー製作はまず足回りの選定から始まります。ここでの足回りとは、フロントエンド、前後のホイールサイズとタイヤサイズで全体的なシルエットや方向性はほぼ足回りで決まるといっても過言ではありません。

上記の写真はフロントエンドが74スプリンガーフォークの純正長でフロントホイールは21インチ、タイヤサイズは3.00サイズでリアは18インチホイールにタイヤサイズは4.00でセットアップしています。このシルエットをベースにハンドルやタンクやリアフェンダー、シッシーバーやマフラーを決めていきます。

・フロントフォークの種類

各種フロントフォーク

フロントフォークは大きく分けて、スプリンガーフォーク、ワイドグライド、ナローグライドの3つがあり、スプリンガーフォークはバネの緩衝だけのアナログな作りなので、乗り心地は良くないですが、見た目のノスタルジック感では群を抜いています。ワイドグライドは通称41と称されパイプ系が41mmありステムもワイドな為、見た目に迫力と走行に安定感があります。デメリットとしては取り回しが重くなります。ナローグライドは初期の33.4mm径と後期の35mm径があり、ステム幅も細いので見た目がスッキリし、取り回しも軽いのが特徴です。初期の33.4フォークにはハンバーガードラムというドラムブレーキが付きますが、35mmフォークと比べ高額なヴィンテージパーツになります。



フロントフォーク長さ比較

また上記3種類のフォークにはそれぞれ長さがあり、一般的には偶数刻みで2、4、6、8、10インチオーバーのように好みのシルエットで製作することが可能です。

2.それぞれのスタイルから自分の好みを

Barnfindで製作した車両をタイプ別に紹介していきます。



ナローグライドを使用したカスタム【Barnfind original 35STDシリーズ】


35STDショベルヘッドチョッパー1
35STDショベルヘッドチョッパー2

弊社オリジナルにてして最も定番の35mmフォークを使用したカスタムです。ナローグライドフォークを使用することでスポーティで軽快な取り回しが出来るチョッパーです。上記2枚の違いは下のカスタムがリア18インチホイールでタンクがスポーツスタータンク、ハンドルがT-BARの違いがあり、同じ骨格でもそれぞれに違いが生まれます。

また外装やフレームのペイントやシート、マフラーなどカスタムするとカスタム感やオリジナル感が出てきます。


35STDショベルヘッドチョッパー3

参考予算:320万~350万円程度


ワイドグライドを使用したカスタム【Barnfind original 41STDシリーズ】


41STDショベルヘッドチョッパー1
41STDショベルヘッドチョッパー2
41STDショベルヘッドチョッパー3

見た目に迫力や男らしさが出る41mmフォークを使用したカスタムです。元々はFL系のどっしりしたフォークを延長する事で往年のアウトローチョッパーのような雰囲気になり高速走行も安定するチョッパーです。ワイドグライドフォークの場合はリアホイールを16インチをすることでバランスが良くなりどっしり感が増します。



参考予算:320万~350万円程度


スプリンガーフォークを使用したカスタム【Barnfind original SPSTDシリーズ】


SPSTDショベルヘッドチョッパー スプリンガー
SPSTDショベルヘッドチョッパー スプリンガー2
SPSTDショベルヘッドチョッパー スプリンガー3
SPSTDショベルヘッドチョッパー スプリンガー4

スプリンガーフォークは上記の油圧フォークとは違いバネの動きしかない為、走行に安定感は出にくいですが、見た目のカッコ良さから多くの人に人気です。また外装類やホイールサイズもほぼ何でも似合い、まとまりやすくなるのも特徴です。



参考予算:340万~350万円程度


3.ショベルヘッドチョッパーのオーダー手順

納車までの流れをご説明いたします

1.お店に相談、来店

まずはお店に電話やメールで好みのスタイルを伝え出来るだけお店に行って打合せをしましょう。最近では遠方の方も多いので、細かくLINEやメールで写真や動画をやりとりしながら商談を進めることも出来ますが、やはり現物をみながら打合せすることでポジションや扱いやすさを把握できると思います。

2.納期と予算を決定

カスタム内容や修理箇所により金額や納期が大きく変わるため、お店と予め相談することが大切です。ショップによっては在庫ベースの取寄せや、為替相場で契約金額とは違う内容になってしまうこともあるので要注意です。

3.納車・練習

近県の場合は直接納車されることが多いですが、遠方の場合は陸送会社がバイクを届けにきます。到着してからエンジンの掛け方や走り方など説明が無いとエンジンを始動する事もできない場合が多いので、遠方の場合は動画で説明やテレビ電話で説明する事が多いです。また故障やガス欠の場合に備えて予め、レッカーサービス付きの保険に加入することをおススメします。

ショベルヘッドチョッパーをご検討されている方へ

のショベルヘッド製作事例

バーンファインドではショベルヘッドのカスタム車両やベース車両を常時10台以上在庫しております、お見積りやカスタムなど是非お気軽にご相談ください。

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